ビル・ゲイツが推薦した本 “what if?”
好奇心豊かな質問に対する論理的な答えが子供の頭脳を刺激する!!

“What if~?”を日本語で訳すると「もし~だったらどうなるか」の意味になります。

この本は2015年度ビル・ゲイツが推薦した「今年の本の6選」に選ばれた本です。丸の内丸善の洋書エリアに行ってみると、未だに推薦本になっています。日本語の翻訳本も出ているので、そちらもオススメします。

この本は去年クリスマスに子供達と東京駅の丸善書店に行った時に、長男が購入した本です。すげ〜な〜と感心しながら読んだ本です。

この本の著者はサイエンスコミックウェブトゥーン ‘xkcd・エックスケーシーディー’の作家であるランドール・マンローです。

彼は最初から漫画を描いていたのではなくて、物理学を専攻し、アメリカ航空宇宙局(NASA)でロボット関連の仕事をしていたそうです。仕事を辞めた後、ウェブトゥーンを描き始めたんですが、サイエンスや数学に関する関心は当然深かったようです。それで、彼は自分のホームページを通じて人々のバカげた質問に答えるようになったことから、この本にそういった人々の質問とその回答の中で彼が気に入ったものを選んで書いたそうです。

 

ランドール・マンローは自分のホームページに質問を投げかけた人々の疑問に答えるために、数学とサイエンスを総動員します。奇抜な疑問に数学とサイエンスを通じてかなり論理的に答えています。とんでもない質問ですが、人々の好奇心溢れる質問に彼はどう答えているのでしょうか?その中から一つ紹介してみます。

[RISING STEADILY] 空へ向かって体がずっとうき上がるとどうなる?
Q:If you suddenly began rising steadily at 1 foot per second, how exactly would you die?
Would you freeze or suffocate first? Or something else?
1秒に30cmづつ止まることなく上に上がると、正確にどんな理由で死ぬのか?凍死?窒息死?それとも他の理由?

実際に1秒に30cmずつ上がるのはあんまり速い速度ではないです。普通のエレベーターより遅い速度です。しかし、1〜2分後には木より高く、10分後にはほとんどの高層ビルより高い位置に到達しています。このくらいの高さでは空気の密度も地面に比べると3%くらい少なくなります。気温も下がるでしょう。

1秒に30cm進む速度は大体時間当たり1km進むのと同じです。1時間後には地面から1kmの高さのところを通ることになります。このくらいで人は寒さを感じるようになるそうです。2時間後には皮膚に凍傷を負っていることもあるそうです。運行中の飛行機の客室の中より気圧が低くなりますが、命には問題なく、むしろ寒さがもっと問題になるというふうに説明しています。

しかし、寒さに耐えられるくらいの暖かい服を着ていたら、凍傷にかかるだけで死ぬことはないそうです。結局上に上がって行く時一番の問題は常に寒さにあるということだそうです。でも、結局「死の瞬間」を迎える理由は低い酸素含量にあるそうです。普通の山より高い8km以上の高さまで上がると、空気中の酸素の含量があまりにも低く、人は生存できなくなるんだそうです。このようなことがおきる瞬間は上がり始めて約7時間くらい経った時で、8時間目には生存する可能性はかなり低いということです。

 

これ以外にも奇抜な質問と答えが沢山書いてあります。英語より日本語版の方が理解しやすいかもしれません。

変わった質問は沢山ありますが、それにちゃんと答えようと努力して行くと、結局私たちは意外にいい答えを得ることができるというメッセージを作家は伝えています。

時々子供たちが投げかけるとんでもない質問をそのまま聞き流さずに一緒に考えてみる時間を作るのもいいかもしれません!

   

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