インターに通うだけで英語力は伸びますか?

うちの次男は年長の秋頃からインターに入りました。一応近くにある英語の幼稚園にも1年くらい通っていたんですが、一言も喋れない・自分の名前もまともに書けない。。本当になんのために英語の幼稚園に通ってたのかが分からないくらいでした。今私はその理由が明確にわかります。

インターに入ったきっかけは、長男も3年生の秋からインターに入っていて、いつもお兄さんの学校に遊びにいったりして、自分もお兄さんと同じ学校に通いたいということで入ったのです。その当時長男はGrade6で、多読多聴を通じて英語力はある程度伸びた時期でした。

長男の時もそうだったんですが、次男もインターに入る時には英語が一言も喋れない、書けない、読めない状態で、ただ国籍だけで入ったのです。

当然、クラスでは外国人の先生の言ってることが全然分からないので、ずっと寝ていたとカナダ人の担任の先生から言われました。

Grade 1(小1)になった時も、当然年少から通っている子供達とは競争できなくて、 ESコースに入ったのです。ESコースは英語力が足りない子供達のためのサポートクラスです。G1(1年生)になったその当時の次男のリーディングレベルはORT Stage 4でした。

次男の多読はその時から始まります。長男の中学校受験が終わって中学校が決まったので、次は次男の多読多聴に力を入れる時が来たのです。私もその当時は英語図書館を運営していたので、次男は学校から帰ると英語図書館の机に座ってずっと英語の本を読んだり英語の動画を見たりしました。ESコースに入った時から始まった本格的な多読多聴のおかげでESコースは1ヶ月で終了できました。多読をスタートしてから毎日喉が痛くなるくらい音読をして、1年生の秋にはORTを全て終了し、チャプターブック(小説に入る前の段階の本)に入ることができました。学校の友達もなぜ次男が学校からの宿題としてチャプターブックを借りていくのかが不思議で色々質問された時があると次男は言ってます。本当に短い間に次男はすごくレベルアップをしたので、毎日あう友達も気づかなかったと思います。

次男は小説が読めるようになるまで、ひたすら音読を続けました。そして、好きな英語のDVDを見たりYoutubeで自分が好きな映像を見つけてひたすら聴くことを繰り返していました。英検の勉強は一度もしたことがない次男は2年生の夏には2級の模擬試験で90%以上正解を出しました。2年生の夏頃から英語の小説も読み始めました。小説を読む時もある程度は音読をしていました。
以下の写真は次男が易しい小説に入った2年生の夏の写真です。お家で音読をしている様子です。

インターに通っていたけど、次男の英語力は多読多聴がベースになったと私は思います。次男もそう思っています。インターでは友達と日本語で喋ることが多かったので、日本語の方がむしろ伸びていたのです。3年生の最後のTermから学校をやめてホームスクーリングを始めました。毎日小説を読んだり、知りたいことはインターネットで探して読んだり、Wikipediaをひたすら読んだりしながら1年がたった今年の春、英検の模擬試験で準1級で3問違い、1級で合格範囲に入るくらい次男の英語力はありえないくらい成長していました。

本を読むスピードもこの1年の間、かなり早くなったので、厚い本もすぐ読み終わります。

次男が好きな分野であるScienceやHistoryの単語力は主人と私が聞いても分からないことが多いです。この間読み始めた George OrwellのAnimal Farmに関してもその背景の専門用語に関してもちゃんと理解していたので、私にもちゃんと説明をしてくれました。

英語図書館を運営することでいろんな子供達に出会います。インターナショナルスクールを卒業する時も多読多聴をしていない子供達は英検2級くらいのレベルもしくはもっと下のレベルで終わってしまう子達も少なくありません。インターに通っているからと言ってアカデミックな英語力が自然に伸びることはまずありません。もちろん喋るようにはなりますが、そのレベルもアメリカの幼稚園生や低学年生が喋るくらいのレベルにも到達しない子供も多いです。

なぜそうなのでしょうか?
それは当然インプットが足りないからです。自分のレベルにあった本から沢山読んで沢山聴くことを始めない限りどのような環境でもアカデミックな英語力は身につきません。このような簡単なことを軽く考える親御さんも沢山いらっしゃいます。インターに通っているから、外国人に週1ー2回レッスンを受けているから、親が英語ができるからと言って英語が上達できることは絶対ないと私は断言できます。

まずは基本に戻って沢山読んで沢山聴くことをやりましょう。

そのうち英語力がグーンと伸びる時期が何回かきます。その時期を楽しく待ちながら、諦めずに読んでいけば必ずその日はくると私は信じています。
自分の子供達がそうだったように。

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